Environment

Philosophy

私たちは、日清鋼業グループの基本理念にある『地球の未来のために』の実現に向け会社が果たすべき社会的使命として「自然環境の保護」を掲げております。現在の地球環境問題は経営上の最重要課題の一つとして位置付けています。

また、この課題解決に向け、以下の方針を制定し、経済発展と地球環境の保全との共生を目指す「持続発展が可能な社会」の実現に向けて取り組みます。

Group Management Policy

  1. 01

    環境目標を定め、計画的に実行して改善する継続的活動を行います

  2. 02

    限られた資源を有効活用し、「資源循環型社会の実現」へ貢献します

  3. 03

    アルミ溶湯事業を通して再溶解のエネルギー削減による「低炭素社会の実現」へ貢献します

  4. 04

    地環境問題の動向と会社の環境方針を社員と共有し、環境活動への理解と参加を促します

  5. 05

    事業活動に適用される環境法及びエコアクション21の要求事項を遵守します

Priority Efforts

  • LNG使用量の削減
    安定した生産体制の構築、予熱方法の改善
  • 電気使用量の削減
    LEDやトップランナーモーター等の省エネ品への切替え
    インバーター制御による必要能力に応じたルールの設定
  • 廃棄物の低減
    ペーパーレス化・パレットの有効活用

Environmental management

エコアクション21

当社は、環境省が策定した日本独自の環境マネジメントシステム(EMS)『エコアクション21』に取組んでいます。エコアクション21は、環境マネジメントシステム、環境パフォーマンス評価及び環境報告をひとつに統合したものであり、エコアクション21に取り組むことにより、自主的・積極的な環境配慮に対する取組が展開でき、かつその取組結果を「環境経営レポート」として取りまとめて公表できるシステムです。
当社では、2023年6月に認証登録(登録番号0013880)をし、継続的な改善活動に取り組んでいます。

エコアクション21
環境経営レポート

Implementation system

社長
  • 環境管理責任者を任命する
  • 環境経営方針を制定する
  • 推進に必要な要員、技術、資金等の資源を準備する
  • 経営における課題とチャンスを整理し確認する
  • 環境経営システムの全体評価と見直し・指示を行う
環境管理責任者
  • 環境経営システムの実行責任者として活動を推進する
  • 環境経営システムに必要な文書及び記録を承認する
部門責任者
  • 環境経営目標及び活動計画を策定し環境経営責任者の承認を得る
  • 活動計画の策定・実施、状況の把握をし事務局へ報告する
  • 活動計画の策定・実施、状況の把握をし事務局へ報告する
  • 環境苦情や問題が発生した際、環境管理責任者への報告と、必要な処置をとる
事務局
  • 環境への負荷及び取組の自己チェックの実施リーダー
  • 経営目標及び活動計画の達成状況や実施状況の確認と評価を行い、責任者に報告する
  • 環境関連法規の取りまとめ、最新版の維持管理及び遵守状況の確認
  • 外部からの苦情や要望を受け付ける窓口
  • 必要な文書、記録の保管と管理
  • 責任者による全体評価の取りまとめ
従業員
  • 定めたルールや計画に対し積極的に取り組む
  • 環境経営方針を理解し、環境改善に努める

Merit

「CAN to CAN」

  • アムテックでは、皆様が飲み終えたアルミ缶を再びアルミ缶に戻す「CAN to CAN」事業に特化し、アルミの再精製を行っています。
    さらに、アルミリサイクル業界では一般的に重油が主エネルギーとして使われるなかで、アムテックではよりクリーンなLNGを使用するなど、環境問題にも注視し、Co2削減にもいち早く取り組んでいます。

これまでのアルミ鋳造

  • 従来(現在も)アルミ缶の母材を作る圧延メーカーは、アルミのインゴット(塊)を鋳造の主要原材料として使用してきました。
    これらのインゴットは合金メーカーで原材料を700度以上の高熱で溶解したうえで冷却され塊となり、ユーザーに納入された後、再度溶解し鋳造されています。
    つまり、二度溶解されているわけです。

日本で唯一のアルミ溶湯

  • アムテックが生産するアルミ溶湯は、原材料を溶解し、溶けたままのアルミをそのままお届けすることで、溶解を一度で済ませることができます。
    これにより、グローバルな環境負荷の低減に貢献することは勿論、お客様でのCO2削減、作業環境の改善、生産効率・材料歩留の向上においても大きなメリットを創出できる商品です。
    そして、このような圧延メーカー向けのアルミ溶湯を行っているのは日本では当社だけとなります。